相談事例紹介①
地域の高等学校を卒業したAさん
18歳。障害者手帳なし(広汎性発達障害の診断あり)
学校から紹介を受けた企業に正社員として就職。
一般の高卒者としての雇用。
障害者雇用枠ではないため、支援者が職場に介入することはできないため、現在は仕事帰りに面談を行うなど後方的な支援を行っている。
相談事例紹介②
特別支援学校を卒業したBさん
18歳。知的障害で療育手帳B2を所持。
特別支援学校卒業後、自宅近くのスーパーに勤務(障害者雇用枠)。
特別支援学校3年生の春に行われた進路懇談会に参加。
在学中に実施した職場実習の際、特別支援学校の進路担当教諭と一緒に事業所訪問。卒業後にスムーズに支援移行できるよう、本人、事業所との顔つなぎを行う。
現在は定期的に働き・暮らし応援センターの支援者が事業所を訪問、本人と会社との橋渡し的な役割を担っている。
相談事例紹介③
在宅のCさん
30代。四年制大学卒業後、一般企業に就職するも職場内の人間関係からうつ病を発症し、退職。
定期通院している精神科病院からアスペルガー症候群の診断を受け精神障害者保健福祉手帳3級を取得。
ハローワークの障害者窓口より働き・暮らし応援センターを紹介され、障害者雇用での就労をめざし、求職活動を開始。
トライワーク制度を活用し、内定を受けた企業に就職。
就職後は職業センターのジョブコーチ制度の活用と働き・暮らし応援センターにて定期面談を実施し、就労継続している。